ロールプレイ シナリオ01



こんばんは、お店の制服の支給が間に合わず、ベンダーの1人に恥ずかしい格好をしてもらっていることが最近悩みのタネのElmeriaです^^;

UOは、限りなく自由度が高いゲームです。しなきゃならないこと、に縛られることの無い反面、することが見つからない時は非常に辛いゲームです。
私自身UO中、辛いときに「いいなぁ」と思うのが、キャラが「何かの役になりきっている人」です。彼らは行動に迷いが無く、常にすべきことを心得ているような気がしてうらやましいです。

そんな思いから今夜から、
「UO内でやったらきっと面白いだろうなぁ」と私が考えているロールプレイ
を、
いくつかご紹介(というかご提案?)させてください^^


シナリオ01
【キャラバンのゆくえ】

海賊や暗殺集団が元気な無限において、生産者や商人も彼らの演じる舞台に何とか参加できないものか?との思いで考えたストーリーです。

制約の多い無限における生産者社会では、1キャラクターが習得することのできるスキルは限られている。よって既に多くのスキルを極めた者は、新たにスキルを得ようとしても自身の能力(キャパシティ)が飽和状態に達しており、意欲はあれども泣く泣くスキル習得を諦めざるをえない状況に陥っていた。

「もっと技術を覚えたい!」生産者の切なる願いは高じ、やがて己が身につけたスキルを削ってまで、新しい知識を得ようとする者がひとり、またひとり出現し始めた。

生産者はその性質により、大きく2つに分けることができる。ひとつはクラフツマン(加工職人)、もうひとつはコレクター(採集家)である。
資材調達は購入等にたより、純粋に様々な加工技術だけをスキルに持つ生産者(ピュア・クラフツマン)も存在するが、無限の生産者の多くは加工のための資材も収集できる、クラフツマン&コレクターである。
生産者の中で最も影響を受けたのは、このクラフツマン&コレクターであった。

彼らは資材収集の必要から、採掘や伐採のスキルに加え、掘場・樵場までの移動手段としてのゲート魔法を駆使するため、限られたキャパシティを割いて、きわめて高い魔法スキルを入れるものも少なくない。
彼らが、新たなスキルを習得するための犠牲として、真っ先にやり玉にあげたのがこの魔法スキルであった。

魔法を捨てた彼らは新たなスキルを得、生産者としての欲求は満たされた、しかし、その一方で大きなツケが回ったきたのは言うまでもない。採掘した資材を工房へ運ぶ手段を失ってしまったのだ。

もとより、そんな事は覚悟のの上での行動ではあったが、現実は想像以上に厳しかった。
無理もない、世界に点在する限られた数のムーンゲートだけでは到底、生産者の創作本能を
満たすに足る十分な量の資材は運べない。

しかも採集場からゲート(または銀行)、ゲート(または銀行)から工房までは、騎乗か徒歩
(あるいは船)になってしまう。牙を持たない生産者はお宝を抱えた羊、山賊や海賊がこの獲物を見逃すはずはない。労せず稼げる採集家は彼らの格好の標的になっていた。

「採集家 vs 山賊・海賊」 この様子を興味深く見守る者達がいた。
右で安く仕入れたものを左へ高く売って利ザヤを得ることを生業とする商人達である。彼らはこの世のありとあらゆる品物を取引する。
或るときは、有る処から無い処へ物資を運んで人々に感謝され、また或るときは、値段の吊上げのために物資を滞らせて人々に恨まれる。
そんな彼らが目をつけたのが「採集家から輸送料金を取って、大量の資材を運ぶ」ことであった。

商人は生産者と異なり、情報戦に非常に強い。
彼らにとって「情報」とは商売に直結する最重要事項であり、それは相場・物価のみならず、
危険地帯、地域別需要物資、関係法令、気候災害などありとあらゆる分野にわたっていた。
苦労して集めた大事な資材を、行く手の危険から守って運んでもらうということにかけて、
商人こそが生産者にとってうってつけの存在であった。

むろん、商人の中にとてゲート魔法を持つものはいる。しかし、用心深く、計算高い彼らは、
ゲートで運ぶリスクをよくわきまえていたため、あえて便利なゲートを使わず、荷馬や荷ラマ、
あるいは商船を連ねた隊商(キャラバン)を仕立てて日にちのかかる旅を選択したのである。

商人たちの言い分はこうだ。

「ゲート魔法による資材運搬は、確かに時間も早く、何度も往復すれば事足りるかもしれない。
しかし移動前に行き先には既にゲートが出ており、狙いすまされての襲撃の危険も非常に高い。」

「ゲートによる運搬は一見簡単に見えるため、顧客に高い輸送料金をふっかける事が難しい。」

「仮に、顧客を残して商人と荷物だけゲートをくぐると、着いた先で商人は顧客が追いつくまで何ヶ月も待ちぼうけを喰らう(運んだ資材を引き渡せない)」

「かといって、顧客にも一緒にゲートを通過されるということは、一部始終を監視され、『道中の苦難で、やむを得ず資材を一部失う』ことができない」
(この『一部失った』とされる資材が、実は隊商にとって、輸送料金と並び大きな実入りとなる)

「だから、物資もディードではなく、あえて現物を運ぶ。」


まぁ、そんなこんなの紆余曲折もありながら、生産者と商人の利害は、大筋のところで一致し、
この隊商という手段は、両者にとって概ね実り多いものになっていた。

こうなると面白くないのは、今まで生産者相手に甘い汁を吸っていた山賊や海賊である。
生産者と商人がお互い利益を享受し合っているというのに、彼らだけが蚊帳の外である。

「標的変更」、彼らの襲撃目標は自然、資材を運ぶ商人に変わっていった。

しかし、キャラバンの商人たちは生産者のようには怯まなかった。
善悪は別として、商人はこの世界随一の「対外交渉能力」を備えていた。
「自分の生命は自分の財力で贖えば良い」、いかにも商人らしい発想だが、この実利的な考え方のおかげで、妙なところで賊との利害も一致した。
街道や航路を通してもらう「通行税」、他の賊が出現した時に応戦してもらう「守り料」など、
「賊におびえながらの運搬」から「賊と相互協力をしながらの運搬」という形に、少しづつ
キャラバンはその方針を変えていった。

やがて、商圏を拡げ財力を持った商人の中に、自分に関わる取引のすべてを円滑に運んでもらうために、海賊や山賊のスポンサーとして資金・物資提供をはじめる者も現れ、
さらには
「【A海域を縄張りにもつA海賊のスポンサーの●商人】と【B海域を縄張りとするB海賊のスポンサーの◆商人】が、お互いの制海権=商圏を賭けて戦う」
といった、歴史を創る壮大な潮流が巻き起こっていく。


いかがですか?比較的少人数からでも実現しやすいロールプレイだと思うのですが。

ポイントは

「どうしてゲート魔法を使わない(使えない)のか?」
「資材をどうしてディードにまとめないのか?」
「採集した資材は銀行に預ければ済む話では?」

この3点のより論理的な理由付けが必要という点でしょうか。

あれこれ考えるのも面白いな、と思いながら筆を置く店主でした。
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by Elmeria | 2008-02-07 22:50 | Elmeria  

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